2010年1月31日日曜日

2008年6月、東京・秋葉原で7人が死亡  アキバは恐ろしい

秋葉原のメイド喫茶店員「客の数減った」

 2008年6月、東京・秋葉原で7人が死亡、10人が重軽傷を負った無差別殺傷事件で、殺人などの罪に問われた元派遣社員・加藤智大被告(27)の初公判が28日、東京地裁(村山浩昭裁判長)で行われた。被告は「わたしがしたことに間違いありません」と起訴内容を認め、被害者に謝罪。

 惨劇の記憶が薄れるなか、事件現場となった秋葉原では26日に事件後初めて16台の防犯カメラが設置された。3月末には、さらに34台を設置予定。神田末広町会の久保勝会長(72)は「事件以来、秋葉原は日本一怖い街というイメージがある。安心、安全のため、取り組んでいきたい」と意欲的だ。

 事件の約15分前、現在は中止状態の歩行者天国を通った80代女性は「くだらないことする人がいたもんだ。怖くて表に出づらくなった」。アキバ名物、メイドカフェの女性店員(17)は「お客さんの数はだいぶ減った。いきなり腕をつかまれて連れて行かれそうになることも多くて、アキバは恐ろしい」と話した。

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(2010年1月29日06時02分 スポーツ報知)

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